断捨離をしています。
本と大きなローテーブルを手放すことにしました。
そしてデスクとイスを買うことにします(やっと決心がつきました)。
あと服も靴も鞄も使っていないものを手放しました。
また欲しくなったら買えばいい。
本も、また読みたくなったら買えばいいと思うようになりました。
読んで満足したものや今の感覚に合わないもの等、どれも忘れないように写真に残しました。
太宰治のヴィヨンの妻は確か頑張って読んだけど内容を楽しめるほど理解できなかった気がする。夢野久作の死後の恋と島尾敏雄の死の棘ははりきって買ったのに、言葉が難しくて調べる作業の方が多くなって疲れた結果読み切れませんでした…。
島本理生さんと村田沙耶香さんと早見和真のイノセントデイズは今読むのは少ししんどい。
宮下奈津さんの窓の向こうのガーシュウィンと池永陽の珈琲屋~は読んだ当時はぬるいなとかそんなことあるかい、とひねくれた感想を持っていたような気がする。
唯川恵のヴァニティーはもう別世界の話すぎて装丁かわいいなという感想しか覚えていないです。白石一文さんと絲山秋子さんも数冊読んだ全ての話が高学歴高収入仕事できますって人の話で、自分とは程遠くてお腹がいっぱいになったような気がする。
森浩美さんの家族の言い訳は、複雑な感情が完結にまとめられていて男性目線感も感じてあまり感情移入できなかった。
西加奈子さんははまっていた気がするのに内容をほとんど覚えていない。サラバの中はどこにいったんだろう。
ミステリー系は楽しんで読んだ気がする。
よしもとばななさんのスウィートヒアアフターは持っていたことも覚えていなかった。読んだのかな。
今村夏子さんのこちらあみこは理由はわからないけど序盤で断念した。星の子は、私と同じ宗教2世というところに興味がわいてすらすら読んだ気がする。確か当時は主人公もお姉ちゃんもきっと幸せにはなれないだろうなと思った。最後の家族3人の描写にぞわっとして、もう戻らない家族の歪みと待ち受ける絶望がきらきら光っているように感じた。無理に希望を持たせる終わり方じゃないところに好感が持てた。
そして今書いたものは全部、何年も前に読んだ時の感想、いや印象です。
詳しいあらすじなんてほとんど覚えていない。
でもその時に読んで感じたことって大切なんじゃないかと思います。好き嫌い関係なく、自分がどう感じるのかを楽しめるというか。本屋さんで選んで買う楽しさもその時の自分を豊かにしただろうし。だからきっと全部私にとって大切な本だったんだと思う。
ありがとうございました。またいつか。さようなら。